2021年は激務な日々でした。
スズメバチ駆除業を先年引退し、自分の飼育してる日本蜜蜂達と田舎でゆっくり安息しようと考えてたのですが、
関係者からニホンミツバチの病気や寄生虫、残留農薬などの化学物質残留保有の全国調査をされる旨をメールでいただき、
日本各地で急激に生息数を減らしているニホンミツバチ達の為に自分なら出来る事があるのではないかと勝手に考え、
これにボランティアで協力する事としました。
スズメバチ等を相手にする蜂駆除業での経験や日本蜜蜂仲間、昔からの友人、親の友人、知人など皆様の御協力も得て、
日本各地の複数の府県にて日本蜜蜂を飼育されている方を訪問し、
プロジェクトの詳細を説明し、
了解を得られた方々の巣箱を拝見し、
国立環境研究所のミツバチプロジェクトの方の御要望に適した状況であった場合、
ニホンミツバチの働き蜂ほ生きたまま捕獲し冷凍し発送、
蜜切(ハチミツの収穫)が既に終わってしまっている日本蜜蜂巣箱の場合は、
群れの越冬に支障が無いように見極めて巣箱の中から必要最小限の巣房をニホンミツバチ達の了解を得て優しく回収し、
巣クズとハチミツを冷凍して発送、
随分とあちこち走り回りました。
画像は5月末に購入した軽自動車の走行距離メーターです。
半年ほどで28000キロメートルは新記録ですね。
日本各地に沢山の『ニホンミツバチ友達』も出来ました。
地域によって様々な日本蜜蜂飼育の文化、日本蜜蜂達との付き合い方の風習など、興味深い事ばかりで勉強になる事ばかりでした。
また、各地にて様々な方々に御協力いただき感謝にたえません。
プロジェクトの終了後もニホンミツバチ飼育者の方々を訪ねる事は続けており、
四国にては訪ねたかったニホンミツバチ飼育者の地があと数カ所あるのですが、年内は無理なので来年となりそうです。
寒波が日本列島に来てるようですが、巣箱の防寒対策をしっかりして、皆様良いお年を迎えられる事を願います。