ニホンミツバチ保護飼育 佐々木 伸一

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2021.07.15 ニホンミツバチ 033番

2021.07.15 ニホンミツバチ 033番

昨年の6月の日曜日のNHK朝7時のニュースです。
農薬の野生ハチ(ニホンミツバチ含む)への影響の基準値設定を環境省が行い各農薬メーカーに指導するという指針を固めたとの内容のニュースのようです。

日本全国で大量に使用され大量に土壌に蓄積されていっている様々な科学物質のうち、

直接的に有害なモノから手探りに基準値作りするようです。

農薬が噴霧され直接的に蜂に付着した場合、

草木花に直接的にかかり、それが花粉や花の蜜に混ざった場合、

雨などで流され高濃度となった水を草木花が吸い花粉や花の蜜に影響した場合、

土壌に累積し蓄積された場で育った草木花からの花粉や花の蜜に影響した場合…

それらのどれかに限定する事なく、最終的にニホンミツバチ達が摂取してしまう量や付着してしまう量で基準値を設定していたたける事を望みます。

土壌に蓄積された科学物質って、植物の場合は花粉や花の蜜として排泄されるという事なんでしょうかね。

そうなるとやはり食物連鎖濃縮で水銀含有量が多いマグロなんかと同じなんでしょうか。

農薬等の影響でニホンミツバチの幼虫が多くの被害を受けるのは日常的に見ているので理解しやすいのですが、その辺りの科学物質の移動サイクルの実態究明も進んで欲しいものです。

成分分析など高価な機材が必要な調査と解析は個人では財政的に困難なので行政と企業の誠実な努力を期待します。

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