「病原体および農薬ばく露がミツバチの健康に与える影響評価プロジェクト」という調査が国立環境研究所にて行われます。
ミツバチの健康を脅かす恐れのある「病原体」と「農薬」を日本全国にて網羅的に調査する大変重要なプロジェクトです。
調査に協力される日本蜜蜂巣箱の申請は、六月末を目処にされているようですので、
https://www.nies.go.jp/biology/ppap.html (プロジェクトの詳細)
是非、こちらにアクセスしてみて下さい。
実際の調査開始時期は2021年8~10月を予定しており、対象とするサンプルは、同じ群から採集したニホンミツバチ(働き蜂)を数十匹、蜂蜜少量、巣板少量です。
日本蜜蜂群の活動に影響無い程度のサンプル採取です。
「「ニホンミツバチの農薬汚染や病害虫被害の実体把握が進めば、対策を効果的にやる事ができるようになります。」」
ニホンミツバチの為、豊かな自然環境を残す為にも、皆様の国立環境研究所のホームページへのアクセスとご協力を心よりお願い申し上げます。
https://www.nies.go.jp/biology/ppap.html (プロジェクトの詳細)
国立環境研究所 坂本佳子(プロジェクト責任者)
私の保護飼育してるニホンミツバチ群の巣箱達も全部調査に協力します。
私の近隣の住人の方々10名の方が御自分のニホンミツバチ巣箱からサンプル提供しても良いとご連絡いただきました。
本当にありがとうございます。
ニホンミツバチ達の農薬被害の実態の基礎データが出れば、
環境省による各殺虫剤メーカー、農薬メーカーへの「野生花蜂(ニホンミツバチ含む)への影響の基準値」の提示が、
より実態に即したものへとなってくれる助力となると思います。
このプロジェクトの成功を切に願います。
ニホンミツバチ保護飼育 佐々木伸一