ニホンミツバチ保護飼育 佐々木 伸一

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2020.05.15 二ホンミツバチ 001番

2020.05.15 二ホンミツバチ 001番

ニホンミツバチの保護飼育をはじめて10年程になります、佐々木伸一と申します。
ニホンミツバチに最初に興味を持ったのが約30年前、アメリカ軍が軍事利用を目的に動物の研究をしているとの資料を見た頃でした。(当時は軍事関連の研究をしていました)
イルカや鳥などに加え蜂などの昆虫もその研究対象だった事に興味を覚えていた頃、ちょうどテレビでニホンミツバチが蜂球によって集団でスズメバチを倒す姿を見ました。
巨大で強力な外敵に立ち向かう小さなニホンミツバチ達に強い関心を抱き、蜂球の開始要件や成立条件など、あれこれ考えていたのが最初だったと思います。
巣箱へ襲撃してくるスズメバチに対し、当時は『もぐら叩き』のような構造を案出したりしてました。
その頃に色々考えていた事が30歳代後半に田舎に戻って実際にニホンミツバチが身近にいる状況になった時にとても役立ちました。
近在の製材所をまわって木材を入手し構想していた巣箱をはじめ数種類の巣箱を自作し、或いは木工所さんに頼み製作し、ニホンミツバチ漬けの毎日をそれ以来延々と続けています。
昔ながらの『ハチドウ』タイプや『トップバー』タイプ、重箱式などを試み、更にそれぞれを改良して試作し翌年試すを繰り返しました。
最初は研究心からくる興味の対象でしたが、次第に情が移りはじめ今では蜂達のことを孫のように大切に思っています。
ニホンミツバチが巣箱の中で何をしているのか、どうすれば動きやすいのか、どういう構造にすればニホンミツバチ達のお仕事を楽にできるのか、色々試作したり多数を運用したりしてると、退職金や貯金などで千数百万円あった貯金はいつの間にか200万円を切ってました。
しかしニホンミツバチ達の自然の中での役割や貢献を勉強するにつれ、資金がなくなったからといって放棄するわけにはいかないと、なんとか頑張ってます。

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